ラチェットドライバーの使い方
ラチェットドライバーの使い方を覚えよう
ドライバーは基本的に押して、回すという方法で利用します。
ソケットツールのバリエーションとなるラチェットレンチの一種、ラチェットドライバーの使い方をしっかり覚えましょう。
このラチェットドライバーを使いこなすことができるようになると、トラブル予防が自分でできるようになります。
手首の返しで連続操作が可能
一定の角度でレンチを往復、これで差し込んだソケットが回転します。
スパナ、レンチのように架け替えの際にボルトナットが工具から離れてしまうという事がないので、作業が非常にスピーディです。
手触りや使い勝手がラチェットドライバーによって違いがありますので、自分に合ったものを利用するようにしましょう。
ドライバーを利用する際、締まったビスを緩めるとき、押しながら回すという動作を繰り返すことになるのでかなりくたびれます。
一旦ゆるくなったビスを抜く際には、抵抗感が多くないのでビスを回すだけです。
手のひらでグリップエンドを包むようにして回したり、横から握りまわすなど、使い手によって使い方が違いますが、こうしたクルクルさせる作業をスマートにスピーディに行うことを目的としているのがラチェットドライバーです。
構造をみるとラチェットヘッドとグリップが直線状に配置されています。
首ふりラチェットレンチのハンドルは90度にまがりラチェットヘッドの真上にあるような形です。
ラチェットヘッドをドライバービットに差し込む、これでラチェットドライバーが完成です。
ドライバーにラチェット機能なんているの?
ドライバーにラチェット機能なんて必要なのか?と思う方も少なくありませんが、スパナにもラチェットレンチというものがあります。
このラチェットレンチを利用してみると、非常に使いやすいと感じますが、ラチェットドライバーも同じで、使ってみるとその実用性がよくわかるのです。
握りかえるという動作が必要ないというのは、作業にストレスがありません。
バイクのスロットルのようにグリップを握りひねるという作業は、ラチェットドライバーを利用すると各段にやりやすいと感じるのです。
グリップ部分が90度に折れるという特性があるので、きつくしまったビスであっても、ボルトに対して一般的なドライバーグリップよりも大きなトルクを加える事が出来、作業する方としては非常に楽になります。
ラチェットドライバーにもいろいろな種類があり、それによって違いがありますが、グリップ内部にドライバー先端をビット収納できるというものもあるので、プラス、マイナス、それにヘックルやトルクスなど、様々なドライバーとして利用できるという利点もあります。
利用してみると、使い勝手の違いを理解して頂けるでしょう。