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バイクメンテナンスに欠かせないケミカル類

バイクメンテナンスで揃えておきたい薬品

バイクメンテナンスをするときに、工具とともに揃えておきたいのがケミカル類です。

バイクショップやホームセンターのバイクコーナーに行くと、棚いっぱいにたくさんの薬品類が並んでいるのを見ることができます。

ぱっと見ただけではそれらが何の役に立つかわからないところですが、まずはメンテナンス前に必要最低限揃えておきたい製品がいくつかあります。

なくてもメンテナンス自体は可能という場合もありますが、それがあることでかなり作業が楽になったり、車体そのものの耐久性を飛躍的に高めることができたりするのでできるだけ揃えておくことをおすすめします。

基本的にメンテナンスで多く必要となるのは「潤滑剤」や「添加剤」といった部品同士の動きを良くするためのものです。

他にも「クリーナー」や「ワックス」「パウンド」「グリース」などがあるとより便利に使用をしていくことができます。

こうしたメンテナンス製品の他に、エンジンオイルやLLCのように長く乗用していると必ず消耗する製品もありますが、交換を必要とする薬品についてはあまり買いだめなどはせず必要なときに必要な分だけを購入し、あまり自宅に残りを長く保管しないようにした方がよいでしょう。

用途別おすすめのケミカル類

メンテナンスの超初心者であっても、ほとんどの人が必ずすることになるのが洗車です。

洗車も立派なバイクメンテナンスの一つであり、将来的に下取りに出すことを考えているなら必ず定期的に洗車をすることをおすすめします。

バイクの場合自動車と違って表に出ている部分が覆われているわけではないので、場所によって使用する洗剤を使い分けていく必要があります。

バイクの洗車には二種類の方法があり「水を使う」「水を使わない」というふうに区別がされています。

「水を使わないで洗車ができるの?」と最初は考えるところですが、バイクの場合にはむき出しになったエンジン部分やシートなど本来あまり濡れてほしくないところもありますので、よほどのオフロードを走って泥まみれになった場合を除き、水がなくてもかなりキレイにすることは可能です。

まず最初におすすめになるのがこの「水を使わない洗車」のためのケミカルで、人気が高い製品として「プレクサスクリーナーポリッシュ」というものがあります。

これはスプレー缶タイプで販売されており、吹きかけて磨くことで汚れがつきにくくなるという効果があります。

水を使わない洗車では、シャンプー剤を霧吹きなどに入れてボディー部分などにふきかけ、丁寧に布で拭き取りをし最後にコーディング剤をつけます。

水なしで洗車ができるシャンプー剤を購入しておくと、いちいち水場までいかなくても手軽にメンテナンスができるので持っておくとかなり便利です。

万能グリス剤もあると便利

もう一つ持っておきたいのがネジやチェーンなどの動きをゆるやかにしてくれる潤滑剤です。

チェーン用やネジ用など部品別になっている製品もありますが、それらを別々にそろえていると保管スペースがかなり必要になってしまいます。

そこで最初のうちは複数の場所に使える万能グリスを持っておくのがおすすめです。

グリス剤の中でも「マルチパーパスグリス」や「万能グリス」というような名称がついているものがそれで、パーツの場所にかかわらず使っていけるのでかなり汎用性は高いです。