1. >
  2. >
  3. タイヤに釘が刺さった時の対処法
ブリジストンのタイヤ

タイヤに釘が刺さった時の対処法

タイヤに釘が刺さっていても走れる場合がある

バイクを走らせているとき、路面に落ちている釘やビスを踏んでしまった経験はありませんか。
状況にもよりますが、釘が刺さっていても走行できる場合がほとんどです。走れる理由としては、タイヤに刺さった釘が栓の代わりとなり、空気漏れをカバーしているからです。

チューブレスタイヤは釘が刺さってもすぐに空気が抜けることがないため、近くにあるガソリンスタンドやバイク用品店などに自分で持っていけることが多いです。
一方、チューブタイヤの場合、釘がチューブに達していると一気に空気が抜けます。チューブに達しているか否かが目視で判断しやすいため、空気が抜けていないケースであれば釘を抜いてそのまま走れるでしょう。
走行にわりかし問題がないといっても、空気が少しずつ漏れている可能性があるため、気付いた時点で適切な処置を行う必要があります。

タイヤの空気が抜けていないときの対処法

チューブレスタイヤに空気が残っている場合であれば、最寄りのバイク・カー用品店かホームセンターでパンク修理剤を購入してください。
すでに工具やパンク修理剤が自宅にある場合は、バイクの状態を見つつ自宅に戻るのも一つの手ですが、万が一の場合に備え、荷物にならない程度の小さい修理材を持っておくのも◎です。

上記で挙げた通り、チューブタイヤの場合で空気が抜けていなければ、自身で釘を抜いて走れます。
釘を取る際は、タイヤが取り外しできる環境で行いましょう。プライヤーで釘を左右に回しつつ引き抜いてみてください。
釘の頭とタイヤの間にすき間がない場合は、マイナスドライバーなどを使うのがおすすめです。プライヤーでつかめるように工具で頭部をあおるのがポイントです。
釘を抜いた後に何も確認をしないのはもってのほか。チューブのズレや空気漏れがないかを定期的にチェックしましょう。もし空気が抜けているようであれば、タイヤ交換をするのが得策です。

タイヤがパンクしたときの対処法

大きい釘が刺さってしまったり、釘の刺さり方が悪かったりするとタイヤが完全にパンクします。釘が刺さったのを気付かずに走らせると同じようなことが起こりかねません。この場合、バイクショップでパンク修理やタイヤ交換が必要になるケースもあります。
バイクショップで修理依頼をする際に注意する点は、刺さった釘を自分で抜くこと。よりダメージを受ける可能性があります。応急処置としてパンク修理材を施した後もタイヤ点検を依頼してください。
タイヤの空気が完全に抜けきっていないときと対処法が異なるため、焦らずに正しい対処を行いましょう。