マフラーの焼けを取る方法と防止策
マフラーの焼けを取る方法
ピカピカに光ったマフラーだとバイクも一層輝くものです。そのぶん、マフラーが焼けるだけでバイクの印象がガラッと変わります。
マフラーの焼けはどのバイクにも起こり得るため、定期的なメンテナンスが必要です。
洗車ができる環境であれば、焼けを綺麗にする前に一度洗い、洗車後はウエスに焼け取り剤を適量付け、焼けが目立たなくなるまで磨きましょう。磨く際に力を入れるため、手を滑らせてケガをしないよう気をつけてください。
作業に適した焼け取り剤
さまざまな焼け取り剤の商品がありますが、とりわけおすすめなのが「ステンマジック」です。
カスタムブランドのヨシムラが発売している商品で、高評価を得ています。使い方のポイントは少し多めの分量をウエスに取って使うこと。より効果が発揮するそうです。
焼けがひどいから綺麗にならないだろう…と思わずに、まず一度自分で磨いてみることをおすすめします。
ただし、焼けがひどい場合は綺麗になるまで数時間かかりますし、焼け取り剤を数本使ってやっと落ちた…というケースもあります。
できるだけ短時間で焼けをどうにかしたいという人には、こすらないタイプの焼け取り剤を使用するのがベスト。
「ステンレスエキパイ焼け取り剤」という商品の最大の特徴は、磨き作業が必要ないことです。焼け部分に薬剤を塗布して洗い流すだけでOK。
使用する場合は樹脂部分に薬剤が付着しないよう注意しましょう。気軽にメンテナンスができるので、磨き作業に慣れていない人にも適しています。
マフラー焼けの防止策
マフラーの焼けを焼け取り剤を使って作業した後は、耐熱ワックスで綺麗にコーティングをしましょう。
耐熱ワックスにはフッ素加工やシリコンなどの耐熱性がある成分が含まれているため、サビ防止やツヤの持続効果もあります。
その他にも、耐水性や撥水効果、腐食防止や傷防止などのメリットが挙げられるため、コーティングをするのとしないとでは大きな差が出ます。耐熱ワックスの市販品は2,000~3,000円で購入できるので、自身でメンテナンス可能です。
ただし、この耐熱ワックスを行うには洗車で汚れを落としたうえで、サビ取り剤や脱脂剤を使用し、綺麗にするのがマストです。
この作業を中途半端で行うと綺麗に仕上がらないので、見た目が悪くなります。自分で作業するのは少し面倒くさい・綺麗にするのは難しそうと思っている人は、バイクショップへ依頼もしくは相談しましょう。