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アイドリングが不安定

停車中のバイクのアイドリングに注意

バイクのエンジンを掛けたときや、信号などで停車をしているとき、時々アイドリング音が不安定になることがないでしょうか。

エンジン音はバイク乗りにとっては心地よいリズムを刻むものですが、古いバイクや長年乗っているバイクになると時々突然にアイドリングがゆっくりになって止まりそうになったり、突然に早くなったりというようなことが起こったりします。

バイクを停車中に起こるアイドリングというのはエンジンの内部で走行前の状態を維持するために動作する最低限度の運動のことで、燃料を消費しつつ回転数を維持するための活動が行われています。

アイドリング時には余計な燃料を使わないようにエンジン回転数の制御がされているものなのですが、エンジン制御機器に何らかの不具合が生じるとその回数が一定に保てなくなってしまいます。

アイドリング不安定の主な原因

アイドリングにムラが出るという時にまず考えられるのが、エンジン周りの整備不良です。

正常な動作をしているバイクの場合には排気や燃焼が出荷時の規定内に収まるのですが、経年劣化により部品が摩耗したり、エンジン内に何らかの不具合が起こったりするとどうしてもムラのあるアイドリング音になってしまいます。

よくあるケースとしては、エンジンオイルが汚れている、発火プラグが摩耗して火がつきにくくなっている、冷却水が古くてオーバーヒートになりやすくなっているということがあります。