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アフターファイヤーが起こってしまったら

アフターファイヤーとは何か

バイクは自動車とは異なり、運転者や同乗者が車体によって保護されていません。
そのため、わずかな判断ミスや整備不良が原因で命に係わる事故が容易に起きてしまうのです。
ですから、事故のリスクを下げるためバイクの点検を定期的に行い、何らかの不調が見られたならすぐに対応することが求められます。

バイクの不調を知らせる分かりやすい兆候の1つとして「アフターファイヤー」が挙げられるでしょう。
アフターファイヤーとは、不完全燃焼を起こした気化燃料がマフラーを通る際に燃焼することと定義されます。
アフターファイヤーが起こると、マフラーが火を吹くという現象が起こります。
また、マフラーの内部から「パンパン」という破裂音や爆発音がする場合も、アフターファイヤーが起こっているといえるでしょう。

アフターファイヤーが起こる原因

気化したガソリンと酸素と結合したものを「混合気」と呼びます。
この混合気がエンジン内にあるシリンダー部分で燃焼することにより、バイクの推進力が生み出されているのです。
この混合気が何らかの理由で燃焼せずに排気口へと流れてしまうと、アフターファイヤーが起こります。

混合気に関してガソリンと空気の割合は15対1と規定されています。
この割合が大きく変化してしまうと、アフターファイヤーが起こるのです。
例えば、ガソリンの割合が大きくなると、スパークプラグにガソリンが付着してしまい、火花が十分に発生しません。
その結果、エンジン内ですべてのガソリンを燃焼させることができず、燃え残ったガソリンが排気口へ流れてしまいます。

一方、空気の割合があまりに大きくなると、火花は飛ぶ一方で、ガソリンにうまく着火しません。
その結果、やはり気化したガソリンの一部が燃え残ってしまい、マフラーへと流れて行ってしまうのです。

修理する方法を知っておこう

アフターファイヤーを解消する主な方法は「スパークプラグ清掃」と「キャブレター清掃」の2つです。
スパークプラグを外してみて、先端が黒くなっている場合はガソリンによる汚れなので金属製のブラシなどで磨いてあげましょう。
一方、先端が白くなっている場合は新しいものと交換すれば完了です。

スパークプラグに問題がない場合は、キャブレターの内部が詰まっている可能性があるので取り外してみましょう。
ヘドロのような汚れが出てきたなら、アルカリ性の専用洗浄液で清掃します。
ただし、キャブレターは繊細なパーツなので、硬いブラシなどは使わず、優しく洗い流すことを意識しましょう。

アフターファイヤーを放置していると徐々にエンジン内部が損耗していき、症状が悪化するとエンジンそのものを交換しなければならなくなります。
ですから、できるだけ早い段階で対応することを心掛けましょう。