TOHNICHI
TOHNICHIの歴史
TOHNICHIは、東日製作所という東京都に本社を持つトルク工具を専門にするメーカーです。
東日製作所の創業は、1949年と戦後の産業の発展が目覚ましい時期です。
工業の発展により機械や工具の製造が盛んになっていますが、まだまだ品質管理という面では立ち遅れていました。
そこで、TOHNICHIはパーツ製造で重要な意味を持つ、締め付け管理に注目して工具を開発するようになります。
そこで生まれたのが、締め付け圧力を適正に管理できるトルクツールです。
1951年には国産では第1号となるトルクレンチを製造して、国内市場に送り出しています。
その後も、このジャンルにおける先駆者としての経験とノウハウを生かした製品開発を行っています。
具体的には、トルクドライバーやトグル機構付きのトルクレンチ、トルクメーターなどを作り、機械工業の発展に大きく貢献しています。
時代が下っても、エアトルクツールを開発してより効率の良い製造業を作り上げるための軸となる工具を作り出すなどの活躍をしています。
また、単に工具を開発するだけでなく、トルク管理をして締め付けをすることの重要性を発信したり、管理マニュアルを作ったりして、情報面でも大きな役割を演じています。
TOHNICHIの特長
TOHNICHIはトルク関連ツールの先駆け的な存在として、製品の品質や使いやすさなどにおいてトップクラスです。
また、常に新しい技術とアイディアを織り込んで商品を発売しているので、より便利で作業を楽にしてくれる工具を手に入れられます。
同じトルクレンチでも、シンプルな構造のものから、デジタルメーター付きの複雑な機能を持つものまで、バリエーションが豊かなラインナップを揃えているのも特長です。
さらに完全手動の工具や、動力式ツールなどもあって、簡単なバイク整備だけでなく本格的なプロの作業にまで対応できる工具を用意しています。
価格も機能もかなり変化に富んだ製品の幅がありますので、自分に合ったツールを見つけられるのがうれしいところです。
TOHNICHIが提供している主な工具
TOHNICHIはやはりトルクドライバーやトルクレンチといった締め付けツールが主力となっています。
同時に、トルク計やテスターなどの計測機械の精度も高く、プロが好んで使う商品も多いです。
さらにヘッド交換式トルクレンチなど、いろいろな用途に対応できる利便性の高い製品の開発にも積極的です。
トルクメーターが付いていて、締め付け圧力を一目でチェックできる製品も多くなっていて、的確で簡単な管理ができます。
セットでレンチ類を販売していることもありますので、整備用にツールを揃えたい人にもぴったりです。