SIGNET
カナダで創業された比較的新しい工具メーカー
「SIGNET(シグネット)」は、カナダで1990年に創業された新興の工具メーカーです。
工具を取り扱うメーカーは世界中にあり、その多くが70年以上も前から創業をしているので、1990年代から参入したという企業は新興と言えます。
1990年の創業時からコンセプトとして掲げられているのは「SIGNAL NETWORK」ということで、そこから社名である「SIGNET」は付けられました。
このネットワークというのはカナダ、日本、イスラエルの3つの国からの共同出資によって作られたということに由来しており、そのこともあって日本国内ではかなり多く「SIGNET」の製品を見る機会があるでしょう。
老舗の工具メーカーは高品質を今日まで維持してきていますが、その一方で非常に高額であるということでも共通しています。
安く購入をしようと思えば中国製の1つ100円くらいの工具から購入できる時代においては、安い粗悪品を使い捨てるか、非常に高い金額を払って高品質なものを購入するかという二択になってしまっている部分があります。
その中にあって「SIGNET」は、非常に高品質でありながら手頃な価格で購入できるようにしているところに大きな特徴があるのです。
価格に対して得られるパフォーマンスの高さはかなり品質がよく、機能性に優れておりかつデザイン性もあるということで、日本でも多くのユーザーから支持されています。
美しいミラー仕上げが満足度を上げてくれる
「SIGNET」の主力商品となっているのは「ギアレンチ」です。
その他にも全般的に多くの工具を取り扱ってくれているので、まとめて複数の工具を購入をするというときにも便利です。
高額な製品もありますが基本的には安い価格帯で揃えており、本格的な専門工具までは出費をしたくないけれども、粗悪品ではない信頼性の高い工具が欲しいという人におすすめとなっています。
中でも主力商品である「ギアレンチ」に使用されているミラー仕上げは「SIGNET」の特徴と言ってよいもので、汚れがちな工具をピカピカにしてくれる大変評判のよい加工です。
見た目だけでなく「SIGNET」のギアレンチは機能性に優れており、メガネ部分にラチェットギア構造を取り入れたことは特許を取得している独自技術です。
耐久性に優れており、トルクの張力も軽い力で確実に加えることができます。
また面接触となっているので狭い部分の使用にも適しており、手をケガする心配もありません。
手にしたときに落下を防ぐこともできる工夫が施されており、レンチを多用する機械を取り扱う人にとっては「SIGNET」の製品はぜひ持っておきたい1本です。