五十嵐プライヤー(IPS)
五十嵐プライヤー(IPS)の歴史
五十嵐プライヤー(IPS)は、新潟県見附市を本社とする工具メーカーです。
プライヤーやウォーターポンプといった製品の製造では国内で高い評価を受けていて、海外においてもプロ仕様の工具を提供するブランドとして知られるようになっています。
創業者は新潟県のペンチメーカーで技術を磨いた後、新潟県三条市で五十嵐製作所という会社を立ち上げます。
もともと三条市は金属加工の分野で有名なところで、様々な製品を製造していました。
その中において、元の会社で製造しているペンチとは違うものを、ということで、ペンチではなくプライヤーをメインとした開発を行うようになります。
その後、様々な商品を送り出してきましたが、1988年には先端部を樹脂カバーにしたプライヤーがヒットして、認知度が高まります。
こうした現場のニーズを汲み取った製品開発に強く、先端がとても細くて繊細な作りをしているプライヤーなども作るようになっています。
さらに建設現場や工場でのニーズだけでなく、女性のアクセサリー作りに役立つ工具を開発するなど、意欲的に様々な面での開発を手掛けています。
五十嵐プライヤー(IPS)の特長
五十嵐プライヤー(IPS)は、製品そのものの質が高く現場のニーズに十分に応えることを特徴としています。
そのため、一見すると同じように見えるプライヤーでも、実に多くのバリエーションがあります。
先端の素材を変えて傷つきやすいパーツを保護するものや、滑りやすいものをしっかりとホールドできるようにしたものなどがあります。
また、サイズや形状についても工夫が凝らされていて、大型の工具から超ミニサイズのものまで用意されています。
そのため、作業内容や作業者の癖などに合わせて、ぴったりフィットしたものを見つけられるのが特長です。
さらに特殊作業用の製品から家庭向けの工具まで、いろいろなシーンで使える工具を送り出しているというのも五十嵐プライヤー(IPS)ならではの特徴です。
建設現場や工場での利用が多いですが、やはりバイクや自動車の整備でも使われることが多いです。
また、ライダーがメンテナンスのために使いやすいプライヤーを求めて、五十嵐プライヤー(IPS)製品を購入することもあります。
五十嵐プライヤー(IPS)が販売する主な工具
社名からも分かるように、主力となっている工具はプライヤーです。
プライヤーはコンビネーションプライヤーという、開きを2段階で調整できるタイプのものと、ウォーターポンププライヤーという3段階以上の開き調整ができるものがあります。
五十嵐プライヤー(IPS)では、そのどちらのタイプも手掛けていて、それぞれにサイズや先端形状の異なるものを数多く用意しています。