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HONDAのスーパーカブのイラスト

タクトの特徴

人気の高い原付のタクト

HONDAタクトはシンプルな形状が特徴的な原動機付自転車です。
スクーター車種の中ではかなり古いもので、1980年に初代モデルが登場してから現在まで何度かフルモデルチェンジをしながら現在まで販売し続けられています。
HONDAと言えばスーパーカブという世界的な大ヒットの原付がありますが、タクトも高い走行性と乗りやすい車体から代表的な車種と言えるでしょう。

公式の発表によると、タクトのコンセプトとなっているのは「ニュースタンダードスクーター」ということで、省燃費で軽快な走りをしていくことができる水冷エンジン「eSP」を搭載しています。
見た目は非常にすっきりとしており、デザイン性よりも機能性をより高く追求した車種です。

しかしシンプルだからこその厳選された装備となっているのが特徴で、シートの素材や高さメットインとなるラゲッジボックスなど使い勝手にこだわりが感じられます。
具体的にはタクトのシート素材に使用されているのは上質な表皮とダブルステッチで、丈夫さと乗り心地の良さを実現しているのです。

「タクト・ベーシック」モデルでは脚付きのよいローシートが使われており、通常のタクトよりも15mm低いことから小柄な人にも使いやすい仕様となっています。
ラゲッジボックスでは容量を20Lという業界でもトップクラスのサイズとなっていて、フルフェイスヘルメットはもちろん、A4サイズのファイルもラクラク収納可能です。

インナーラック&大型フックによりカバンや500mlのペットボトルを余裕で収納することができ、バイクの欠点となっている収納性の悪さをカバーしています。
見やすいスピードメーターや防犯性にすぐれたシャッター付シリンダなど多くの装備が最初から付属しており、安心して長く乗っていくことができる一台です。

タクトのスペック

先に説明をした50cc水冷エンジン「eSP」について説明をすると、こちらは軽量かつパワフルに走行ができる新型規格です。
アイドリングストップが標準装備となっているので、停車をしたときに無駄な燃料を使うことがありません。
さらにHONDAのバイク全般的な特徴であるバランスのよいブレーキ性能も健在で、左側のレバーでリアブレーキをかけたとき、同時に前輪にも適度な強度でブレーキがかかるという機能があります。

価格はメーカー希望小売価格でタクト・ベーシックは165,240円(税込)、タクト標準は178,200円(税込)で、原付バイクとしては標準的な価格帯です。
カラー展開はタクト・ベーシックではメイン色としてキャンディーブレイズオレンジがあり、その他にはグリントウェーブブルーメタリックやキャンディーアルカディアンレッド、ポセイドンブラックメタリックといったものがあります。

形状はシンプルですが配色はかなり大胆で、見た目をシャープにしてくれます。