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赤いバイクのイラスト

ジョルノの特徴

ホンダ・ジョルノとヤマハ・ビーノの違い

ホンダ・ジョルノ(GIORNO)は、全体的に丸みを帯びた曲線的なボディをしていることが特徴的な原付バイクです。
ちなみに2016年からはHONDAとYAMAHAは提携をしていることから、ホンダ・ジョルノはヤマハ・ビーノとしてOEMで提供されています。

そのためこの二車種は非常によく似た外観をしており、走行性能についてはほとんど同じとなっています。
変化があるとするとフロント部分の形状で、最も大きな違いはメーターとハンドルの設置方法です。

ホンダ・ジョルノはメーターとハンドルが一帯になっている一方で、ヤマハ・ビーノはメーターとハンドルが独立しています。
ハンドル一体型になっていることで車体全体のバランスがよく、デザイン面でかわいらしさを感じられるでしょう。

ただこのあたりは賛否があって、ヤマハ・ビーノのようにハンドルとメーターが別になっていることでバッグなどをかけやすいというメリットもあります。
どちらがよいかということについては使用シーンや好みにもよってきますので、できれば中古でも実際に車体を見て確認をしておきましょう。

エンジンの起動スイッチにも違いがあり、ジョルノは右手でハンドルスイッチについているスターターボタンを押しながらスロットを軽く回す仕様なのですが、ビーノはそうした必要がなくボタンだけでエンジンがかかります。
それとジョルノはフロントインナーラックがついており、深めの形状をしていることからかなり多くのものを収納することができます。

ヤマハ・ビーノのコンセプトが「レトロポップ」であるのに対し、ジョルノはどちらかというと都会的なスポーティーな印象をしているというところにも注目です。
ホンダ・ジョルノの初代モデルが登場したのは1992年とかなり早いですが、当時より実用性重視のスーパーカブとは一線を画す、街乗り向けのおしゃれな原付として位置づけられてきました。

ジョルノのスペック

ジョルノの動力部分では、4ストロークエンジンシステムが採用されており、電子制御によるインジェクションが搭載されています。
発売当初は空冷2サイクルが使用されていましたが、環境性能を重視することにより現行モデルに変更されました。

天候に左右されずに安定的な走行をすることが可能で、HONDA独自の技術であるeSPエンジンにより高い燃費性能があります。

新車のメーカー希望小売価格は194,400円~となっていて、20万円以下で購入できるというのも嬉しい点です。
ただし年々排ガス規制によって搭載される機能が高度化しており、今後モデルチェンジをするたびに価格が上昇していくのではないかと懸念されています。

もう一つHONDAの原付に「タクト」がありますが、そちらはジョルノよりも一段階安価であることから、ハイスペックな原付を求めている人におすすめです。