車検費用はどれくらい?
大型バイク、車検はかなり費用が掛かる?
バイクに乗る人にとって、やはりいつかは大型バイクに乗りたいという気持ちがあるのではないでしょうか。
排気量に関係なく乗ることができる大型二輪の免許を取って、大型バイク、ハーレーなどに乗りたいと思う方も少なくないでしょう。
ただ、小型バイクと違って大型バイクには車検が必要となります。
ここで躊躇される方も少なくありません。
車検が必要となると、維持費がほかの排気量が小さいバイクとは各段に違ってくるからです。
どのくらいの費用が掛かるのか
車検ですが、すべてのバイクに必要という事はありません。
バイクの場合、排気量251㏄以上のバイクには車検が必要となります。
大型バイクは400㏄以上のバイクという事になるので、400㏄以上のバイクに乗っている方は、車検が必要です。
車検の費用ですが、400㏄でも1000㏄でも車検内容に変わりがないので、車検費用は同じです。
こうして考えてみると、400㏄以上のバイクに乗るのなら、排気量が大きなバイクに乗りたいと考える人も多いのではないでしょうか。
車検の費用
整備車検とユーザー車検があります。
まず、整備車検というのは車と一緒で、ディーラーや整備業者に依頼し、車検をしてもらうという方法です。
国土交通省の指定自動車整備工場で検査、そして登録を行います。
バイク初心者という方は、この整備車検の方が安心です。
整備車検の場合、車検に通るバイクにするという事以外、安全に乗車できるか、快適に運転できるか確認し、その状態にしてくれるからです。
ユーザー車検よりも費用が掛かりますが、車検に通らないという事がまずないので、一般的には整備車検の方がいいでしょう。
整備車検は車検整備基本料金が2万から3万くらい、車検時諸費用が2万くらい、消耗品交換に1万から2万くらい、総合で一般的に5万から7万くらいかかると考えておけばいいでしょう。
ユーザー車検という方法
ユーザー車検は整備車検のように業者に車検を依頼するのではなく、バイク利用者自身が車検するというものです。
利点は、整備車検の半額くらいの料金で車検ができるという点です。
自分のバイクをよく理解するという機会にもなりますし、自分のバイクを大切にしようという気持ちになります。
陸運局の方がしっかりと教えてくれるので、それほどドキドキしていくことはありません。
ライトやブレーキの状態、クラッチのコンディションなどを確認してから車検するので、自分のバイクのコンディションがいいのか悪いのかをよく理解できます。
費用ですが、車検時に必要な諸費用だけ、という事になるので2万くらいで収まります。
税金の金額の違い
車検時に必要な諸費用の中には重量税、検査印紙、用紙費用、自賠責保険の料金が含まれています。
このうち印紙代は1700円、用紙代は各陸運局によって異なりますが、50円程度、自賠責保険が13640円から18380円です。
重量税は3800円から5000円くらいですが、重量税と自賠責保険の金額に違いがあるのはなぜなのでしょうか。
まず重量税は、満13年以内の場合3800円です。
13年を超えると4400円です。
18年を経過すると5000円です。
強制保険となる自賠責保険は24か月で13640円、25か月で14010円、36か月で18020円、37か月で18380円です。
私印者でバイクを購入した場合、車検満期は3年です。
この場合、自賠責保険も必然的に3年契約です。
そのため、金額に違いがでてきます。