バイクブーツのニオイの原因と対策
バイクブーツがニオう原因
バイクブーツがニオう原因として挙げられるのは、足のニオイがブーツにうつってしまうことです。
通気性を兼ね備えているブーツもありますが、ブーツの中は基本的に外気が入りにくいため、足のニオイがこもりやすくなります。
汗や蒸気が外に発散されないぶん、雑菌が繁殖しやすくなり、次第に強烈なニオイを発するように。
足の裏が普段からニオうのであれば、足のニオイを改善するために正しく足を洗うのはもちろん、殺菌効果・制汗作用があるミョウバンや、消臭効果が期待できる重曹を使ったうえで足のケアを行いましょう。
もし足を綺麗にしてもブーツの中がまだニオう…という場合であれば、ブーツそのものに雑菌が繁殖している可能性があります。
ニオイがしない綺麗なブーツで快適に走行するためにも、ニオイ対策はしっかりと行うべきです。
バイクブーツがニオう場合の対策
一番簡単にできる方法としては、靴・専用の消臭スプレーを使うことです。
ニオイのもととなる成分と消臭スプレーの成分がくっつき、ニオイを生み出す原因物質を異なる成分に変える仕組みです。
消臭スプレーは物質の成分を変えるだけで、根本的な解決法ではないため「一時的にニオイをどうにかしたい!」と言う場合に向いている方法です。
とはいえ、今効果が期待できる消臭スプレーが登場しています。
「IS-X ノロクローザー」という商品は、雑菌をこれ以上増やすことなく、菌数を減少させることを目的としたスプレーです。バイク用品だけでなく、医療や介護の現場でも実際に使用されています。
含まれている成分は進化銀と純水のみ。そのため有害ガスが発生せず、アルコールアレルギーの心配がないのも大きなメリットです。
自動車のマットをはじめ、エアコンのフィルター、テーブルや床、洗濯層といった幅広いところで活用できるため、バイクメンテナンスや掃除を行う際に適した1本です。
粉末状の消臭剤を使うのもおすすめです。
ブーツを履く前か履いた後、商品付属のスプーン一杯分の粉末をブーツの中に入れるだけ。このときブーツをを軽くゆすりつつ、トントンと叩きながらパウダーを靴内部全体にいきわたらせましょう。
これを約1週間続けると、嫌なニオイが軽減されるといわれています。人の体に無害な消臭剤のため、足はもちろんブーツ自体を傷めることはありません。バイクブーツだけでなく、スニーカーや長靴、パンプス、サンダルにも使えるのが魅力です。